> > 「1時間前」電気市場取引、スタート延期 広域機関システムの不具合つづく

「1時間前」電気市場取引、スタート延期 広域機関システムの不具合つづく

記事を保存

電力広域的運営推進機関は28日、託送可否判定に関する広域機関システム不具合のため、日本卸電力取引所(JEPX)における「連系線を利用した1時間前市場取引開始時期」を延期すると発表した。

同機関は、同日12時より、連系線を利用した1時間前市場取引に関する業務を開始したが、その直後に広域機関システムに不具合が発生したため、その業務を停止した。その後、システムを切り替え、従前通りエリア内のみの1時間前市場取引が可能な状況となっている。同機関は、現在、早期の復旧を目指し原因調査を進めている。

同機関は、全国の需給監視等の機能を備えた広域機関システムについて、本年4月1日に運用を開始した。開発が遅延した連系線管理に関する一部機能については段階的に運用を開始しており、4月27日から開始した「前日以降の連系線の登録内容変更(通告変更)」は可能である。

新しく始まる「1時間前」電力取引

日本卸電力取引所(JEPX)では、実需給の前日に電気の取引を行う「スポット市場」と、当日に取引を行う「時間前市場」を運用している。このうち、「時間前市場」について、従来、4時間前までしか取引ができなかったところ、本年4月1日より1時間前まで取引を行えるようになった。

JEPXにおいて電気の取引が行われる際は、すべての取引について、同機関が、連系線の空容量に照らして、送電可能かどうかを確認する仕組みとしている。

1時間前市場については、これまで、JEPXより、エリア内(連系線を介さない)取引のみの託送可否判定の照会を受付けていたが、4月28日12時より(取引対象は13:30~14:00の30分コマより)、連系線を利用した取引の託送可否判定の照会の受付を開始するとしていた。

同機関は、広域機関システムにおいて、(1)一部機能の開発遅延、(2)卸電力取引所との通信不具合、が発生しており、(1)については4月28日以降に順次運開予定で、(2)については4月1日に不具合解消済みと4月22日に報告している。

【参考】
OCCTO - 「連系線を利用した1時間前市場取引開始時期」の延期について

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.