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NEDO、風力発電導入量などの最新レポート(速報版)を公開

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NEDO、風力発電導入量などの最新レポート(速報版)を公開

NEDOは、5月30日、日本国内における風力発電導入量の推移について、速報版を公表した。

同機構は、1990年度から風力発電設備の導入・撤去に関する定期的な導入実績調査を行っており、今回公表されたのは、2014年度末までの調査結果。

国内の風力発電の導入状況

1.2014年度の風力発電設備の導入量

設備容量約294万kW、設置基数2,034基だった。また、容量は2013年の318,644MWから369,597MWに増加した。これは2013年比で16.0%(50,953MW)だが、2005年~2014年の過去10年における各年の増加率の平均である23%を下回った。

2.年度別導入量の推移

2011年度以降は毎年度、設備容量80,000kW前後、設置基数44基前後で推移していたが、2014年度は、設備容量235,805kW、設置基数113基の風力発電設備が導入された。

日本における風力発電年度別導入量の推移

日本における風力発電年度別導入量の推移
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3.国産機の風力発電設備導入量(設備容量)・導入基数

海外機と国産機の導入量の推移

海外機と国産機の導入量の推移
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海外機と国産機の導入基数の推移

海外機と国産機の導入基数の推移
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設備容量で見た国産機の割合は、2006年度から17%前後で推移しているが、2009年度から徐々に導入が進み、2014年度は29.6%(全体で約294万kWのうち、国産機は約87万kW)まで増加している。

また、導入基数で見た国産機の割合も、同様に2006年度から24%前後で推移していたものが、徐々に導入が進み、2014年度は31.4%(全体で2,034基のうち、国産機は638基)まで増加している。

設備容量、導入基数の視点ともに、2014年度単年度で見ると6割以上が国産機となっている。

4.風車の発電出力クラス別導入量の推移

2003年度以降では、7割以上が1,000kWクラス以上の風車を導入している。また、2009年度以降では、7割以上が2,000kWクラス以上の風車を導入している。

出力階層別導入基数の推移

出力階層別導入基数の推移
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5.1事業者あたりの風力発電設備の設置基数の推移

1999年度以降、1事業者あたり2基以上の風車を設置する割合が増加しており、風車の大型化とともにウインドファーム化が進んでいることがわかった。

1事業者当たりの風車設置基数の推移

1事業者当たりの風車設置基数の推移
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6.都道府県別の風力発電設備の導入量

2014年度において、設備容量では青森県が363,763kWと最も多く、設置基数では2,034基の北海道が最も多く導入された。

都道府県別 風力発電導入量

都道府県別 風力発電導入量
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世界の風力発電の導入状況

世界の風力発電導入量の推移

世界の風力発電の年別導入量の推移は、2014年の設備容量は51,473MWであり、初めて5万MWを超える年間導入量だった。国別の導入量を見た場合、1位は中国114,609MW(31.0%)、2位はアメリカ65,879MW(17.8%)、3位はドイツ39,165MW(10.6%)、4位はスペイン22,987MW(6.2%)、5位はインド22,465MW(6.1%)。日本は2,789MW(0.8%)で19位だった。

世界の風力発電導入量の推移

世界の風力発電導入量の推移(画像は最新版GWEC Global Wind 2015 Reportより)
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なお、国内の導入量実績や、都道府県別の風力発電導入量に関して、最新版が6月末に公表される予定だ。この調査は各電力会社の協力のもと、同機構が聞き取り調査を行い、情報を集計したもの。

【参考】
NEDO - 「日本における風力発電導入量の推移」速報版の公開

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