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日本の「省エネ技術開発」 NEDOが新しい方向性・戦略案に対する意見を募集

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NEDOは、日本において2030年に向けた省エネルギー技術開発の指針となる「省エネルギー技術戦略2016(案)」に対する意見募集を開始した。

「省エネルギー技術戦略2016(案)」では、今般のエネルギー技術開発や施策に係る動向をもとに、部門横断の重要技術のうち、従来の「次世代エネルギーマネジメントシステム」を「革新的なエネルギーマネジメント技術」に変更し、IoT(モノのインターネット)などの新たな関連技術の動向を踏まえ、より広い概念でエネルギーマネジメントを扱うことにより、社会全体でエネルギー利用の最適化を図る重要技術として位置付けた。

また、2030年に向けた導入シナリオや、今後の省エネルギー技術の展開において、常に普及を見据えることの必要性を繰り返し強調するとともに、省エネルギー技術の開発・普及を不断に進め、日本の国際競争力の維持・強化を図ることの重要性を訴えている。さらに、技術の開発や普及の障壁となる各種制約等の課題を克服するため、産学官のみならず国民各層が協力し、新たな社会を作り上げていくことが、今後の省エネルギーの推進に繋がると指摘する。

省エネルギー技術戦略とは

「省エネルギー技術戦略」は、「エネルギー基本計画」等をはじめとする政府の省エネルギーに関する政策方針を踏まえ、省エネルギー技術開発の具体的な方向性を示す指針・ロードマップ的な位置付けとして経済産業省資源エネルギー庁およびNEDOが公表しているもの。

特に、広範・多岐にわたる省エネルギー技術において、真に省エネルギーの推進に貢献する重要技術を「省エネルギー技術戦略」で特定し、高い省エネ効果が見込まれる技術開発に対して助成する「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」においては重要技術を中心に採択を行っている。

2030年に向けた大幅なエネルギー消費効率の改善を目指した「新・国家エネルギー戦略」(2006年5月)に基づき、長期的視点に立った革新的な省エネルギー技術開発の推進を図るために、「省エネルギー技術戦略2007」を策定し、順次改定を行ってきている。

意見募集について

今般、「エネルギー長期需給見通し」(2015年7月)や「エネルギー革新戦略」(2016年4月)等の政府方針、そして、2014年7月に公開した「省エネルギー技術戦略2011重要技術の改定」をもとに、外部有識者から構成される検討会において議論のうえ、「省エネルギー技術戦略2016(案)」を策定した。

そこで、「省エネルギー技術戦略2016本文(案)」および、導入シナリオ図や重要技術の概要・開発動向・開発の進め方等をまとめた「添付資料(案)」の内容について、考慮しなければならない観点などについて、意見を募集する。寄せられた意見については、概要とそれに対するNEDOの考え方を公開する。募集期間は6月28日(火)12時まで。応募方法はNEDOのホームページを参照のこと。

【参考】
NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 - 「省エネルギー技術戦略2016(案)」に対する意見募集について

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