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太陽光発電向けの日本製「1kWミニインバーター」 村田製作所が2017年発売

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太陽光発電向けの日本製「1kWミニインバーター」 村田製作所が2017年発売

村田製作所は、22日、太陽光発電向けに1kW出力のミニインバーターを開発し、2017年度中に量産開始予定であると発表した。

現在、一般的に使用されているストリングインバーター(パワーコンディショナー)は、ストリング設計や配線工事が複雑で、なおかつ影の影響を受けやすいなど環境耐性が低く、発電量の減少や発電停止、短寿命などの課題を持つ。一方で、これらの課題を解決するマイクロインバーターが米国で普及しつつあるが、コストが高い、変換効率が低い、系統連系規程への対応が不十分といった課題がある。

同社が開発した製品は、同社独自の高効率マルチレベル回路技術を用い、外形寸法450×160×50ミリと小型・薄型・軽量化を図り、一般的なパワーコンディショナーと比べて省スペースだ。また、小型でありながら出力1kWを確保しているため、最適な分散化システムの構築、細かな単位での管理、施工や故障への対応が容易だ。

開発品の具体的な特長は下記のとおり。

  1. 太陽光パネルと同等の20年の設計寿命により、メンテナンスコストを大幅削減
  2. 電力変換効率が97%
  3. 影や向きの影響による発電低下を回避、パネル故障の影響も低減
  4. パネル背面または近くに設置でき、長距離の直流配線、接続箱や昇圧ユニットが不要
  5. 細かな単位で監視することができ、パネル等の設備の故障箇所の特定が容易
  6. 密閉構造、コンパクト設計、防水設計、および広い動作温度範囲により設置可能範囲が拡大
  7. 920MHz通信機能を備え、HEMSBEMSとの連携が可能

同社は、この製品の用途として、建材一体化太陽光パネルや、向きが複雑かつ影の影響がある太陽光発電設備、または細かな監視・単一障害点のないメガソーラー太陽光発電キットなどを想定している。

同開発品は、6月29日~7月1日にパシフィコ横浜で開催される「PV Japan2016」に展示される。

画像は開発品のため、外観は量産時に変更される可能性がある

【参考】
日経プレスリリース - 村田製作所、太陽光発電向け1kWミニインバーターを開発

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