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破損した太陽光発電パネルを秋田・岩手で無料回収 リサイクル技術開発に活用

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一般財団法人秋田県資源技術開発機構(秋田県鹿角郡小坂町)は、廃太陽光発電パネルの撤去・回収・分解を低コストで行う技術開発に取り組んでおり、その一環で廃太陽光発電パネルを無料で回収してほしい人を募集している。

この事業はNEDOのプロジェクト「使用済み太陽光発電システムのリサイクル処理を安定的に実施するための課題調査」で、イー・アンド・イーソリューションズ株式会社、DOWAエコシステム株式会社とともに採択されたもの。雪・大雨・台風・竜巻などの災害や不慮の事故等、何らかの理由で破損してしまった太陽光発電パネルを回収し、原因などの調査を行う。

岩手県内であれば原則無料で回収するが、条件によっては、希望に添えない場合がある。破損したパネルを回収してほしい場合、以下の事項とともに秋田県資源技術開発機構へ連絡すること。

  • 廃太陽光発電パネルの枚数、重量、種類、破損状態
  • 会社名、所属、担当者名
  • 連絡先(住所、電話、メールアドレス等)

将来の大量廃棄に商機

雷、大雪等の災害や事故等により破損した太陽光発電パネルは、現状では産業廃棄物処分されているが、将来的な大量廃棄に備え、リサイクルに向けた技術実証事業が行われている。

同機構では、2011年度に経済産業省東北経済産業局の支援を受けて、太陽光発電システムのリサイクル技術やリサイクルシステムなどの調査・開発等を開始し、東北地域に東日本の廃太陽光発電システムリサイクル拠点を形成することを目的にPVリサイクルネットワーク構築に取り組んできた。

2014年にはNEDOの「太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクト」の採択を受け、「使用済み太陽光発電システムのリサイクル処理を安定的に実施するための課題調査」を行っている。

2015年度は環境省の「平成27年度地域循環拠点(エコタウン等)高度化モデル事業(廃太陽光発電パネルの広域収集網の導入に係るモデル事業)」として廃太陽光発電パネルに関する調査・回収試験等を実施している。

【参考】
岩手県 - 廃太陽光発電パネル無料回収のご協力のお願い
NEDO - 太陽光発電の大量導入社会を支える3プロジェクトを開始

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