> > 電力の契約変更、増える 120万件を突破

電力の契約変更、増える 120万件を突破

記事を保存

電力広域的運営推進機関は1日、電力小売りの全面自由化において、消費者による電力購入先の変更を支援する「スイッチング支援システム」について、6月24日までの利用状況を取りまとめ公表した。

消費者による電力会社の切り替え(スイッチング)開始の申請件数は累計で、121万8,700件となった。前週(6月17日時点)より6万600件増えた。4月30日時点では81万9,500件で、5月31日時点では103万5,500件だった。5月31日時点より18万3,200件増え、1カ月間の増加は20万件前後になりそうだ。

電力会社別にみると、東京電力パワーグリッドが74万1,000件で全体の60.8%を占める。続く関西電力の25万3,100件と合わせると、首都圏と関西圏で全体の約82%におよぶ。北海道電力は5万9,700件、東北電力は2万7,600件、中部電力は7万9,900件、北陸電力は2,800件、中国電力は3,000件、四国電力は5,400件、九州電力は4万6,200件、沖縄電力は0件だ。

契約情報などの問い合わせは前週より約46万件増

小売電気事業者が、需要家へ最適な契約プランを提案することを目的に、旧一般電気事業者に対して、メールなどにより契約情報と電気使用量情報の照会を行った合計値(設備照会)は累計で619万1,000件となった。前週(6月17日時点)より46万4,600件増えた。

5月31日時点より140万5,100件増で、7月末までにもう少し件数は増えると見込まれる。5月31日時点では、4月30日より187万6,600件増だった。

これを電力会社別にみると、東京電力パワーグリッドが414万7,300件、関西電力が119万9,700件で全体の約86%を占める。北海道電力は20万7,000件、東北電力は7万6,200件、中部電力は31万1,100件、北陸電力は9,300件、中国電力は5万800件、四国電力は1万5,500件、九州電力は17万4,100件、沖縄電力は0件。


契約情報(設備情報)とは、現在の契約電力・自動検針の可否・次回の検針日などのことで、電気使用量情報(使用量情報)とは、需要者の過去13か月の電力使用量のことをいう。設備情報照会と使用量情報照会の合計値を「情報照会」の値として公表している。同機関は、この「情報照会」の値について、「契約切替への準備件数」として扱われる事例があるが、「情報照会」と「契約切替」との間の因果関係を把握していないと説明している。

スイッチング支援システムの利用状況(~6月24日24時時点※1)

(単位:千件)

エリア 情報照会※2 スイッチング※3 再点他※4
北海道電力株式会社 207.0 59.7 1.9
東北電力株式会社 76.2 27.6 2.9
東京電力パワーグリッド株式会社 4,147.3 741.0 92.4
中部電力株式会社 311.1 79.9 6.4
北陸電力株式会社 9.3 2.8 1.1
関西電力株式会社 1,199.7 253.1 13.2
中国電力株式会社 50.8 3.0 2.5
四国電力株式会社 15.5 5.4 1.6
九州電力株式会社 174.1 46.2 4.4
沖縄電力株式会社 0.0 0 0

※1 当システム運用開始2016年3月1日13時からの累計値。
 ※2 「情報照会」は、設備情報照会と使用量情報照会の合計値。設備情報とは、現在の契約電力、自動検針の可否、次回の検針日等のこと。使用量情報とは、需要者の過去13か月の電力使用量。
 ※3 「スイッチング」は、スイッチング開始申請の件数。
 ※4 「再点他」は、再点(内線設備工事を伴わない接続供給の開始)、廃止・撤去、アンペア変更、需要者情報変更の合計値。

【参考】
電力広域的運営推進機関 - スイッチング支援システムの利用状況について(6/24時点)

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.