絶景「ウユニ塩湖」に捨てられたプラスチックごみ 太陽光発電の電力で燃料に

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※画像はイメージです
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ソーラーフロンティア(東京都港区)は21日、南米のボリビアでウユニ塩湖の自然保護を目的とし、太陽光発電パネル40枚を提供したと発表した。

提供先の環境保全団体である「Projecto YOSI」は、環境保全と観光業の両立を目指し、ウユニ塩湖周辺で深刻化する観光客による環境汚染の問題に取り組んでいる。同団体は、日本人ツアーガイドの本間賢人氏が、現地の政府や教育機関などに地道に働きかけ、立ち上げた。本間氏は、7年にわたり南米各地を案内してきたが、この塩湖の絶景よりもゴミの多さに驚き、プラスチックゴミを分解して石油に変える小型油化装置を導入し、自然保護に関する啓発活動をおこなった。当初は関心の薄かった現地の人々も、家からプラスチックゴミを持ってくるなど、次第に協力してくれるようになり、現在は同国の環境省、大学、市役所などが参画する取り組みに発展している。

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