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Looop、太陽光発電と組み合わせる住宅用蓄電池システムの開発スタート

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Looop(東京都文京区)は、アリョール(東京都中央区)とともに、NEDOの公募事業の採択を受けて、家庭向けに、太陽光発電蓄電池を組み合わせ高度な制御を行うことで、電力を安く使うシステムの研究開発に着手する。Looopは本研究開発を経て2017年に蓄電池システムの販売開始を目指す。

Looopは、太陽光発電など再エネ関連事業者や電力小売り事業を展開する。4月からは家庭や事業者向けの低圧向け電力「Looopでんき」の販売も開始しており、この強みを生かして、柔軟な料金プランの追加などを行い、トータルで各家庭で電力を安く使うサービスを提供していく考えだ。

NEDOの支援を受けて開発

Looopは、太陽光発電のシミュレーションサービスなどを手掛けるアリョールと共同申請したテーマ「蓄電池制御の高度利用研究開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業「新エネルギーベンチャー技術革新事業」に採択された。

新エネルギーベンチャー技術革新事業は、NEDOがベンチャービジネスの活性化と、新エネルギーの自立的な発展を加速するために、太陽光発電、バイオマス燃料電池・蓄電池、風力その他未利用エネルギーの4分野・19テーマについて委託・助成先を決定したもの。

Looopとアリョールが共同申請した「蓄電池制御の高度利用研究開発」は、このうち燃料電池・蓄電池分野の、フェーズC「実用化研究開発」として採択された。

ニーズが高まる蓄電池と普及に向けた課題

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの普及促進および有効活用のために、不安定性をカバーする手段として蓄電池の必要性が高まっている。また、2019年に約50万軒の住宅太陽光発電(PV)の固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了し、売電より自家消費を増やす目的の蓄電池需要が見込まれている。

一方、既存の住宅用蓄電池製品は高価で、利用者の負担が大きいため普及のハードルが高くなっている。蓄電池普及のためには、初期導入費用を下げるとともに、経済効果を上げて費用対効果を高くする必要がある。

Looopによると、「蓄電池制御の高度利用研究開発」に先立って実施したシミュレーションでは、太陽光発電と組み合わせ、高度な制御をすることにより費用対効果を高めることができるという結果が出ているという。今回の研究開発では実機検証により、既存製品と差別化した製品の開発を目標とする。

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