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プロペラや窓枠など 軽いCNF部品を製品に組込み、性能テストする事業者募集

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環境省は、自動車、家電、住宅・建材、再エネ、業務・産業機械等の分野において、セルロースナノファイバー(CNF)で補強したCNF軽量材料で部品等を試作し、実機に搭載することで、軽量化によるCO2削減効果の評価・検証を行う事業者の公募を開始した。

「平成28年度セルロースナノファイバー性能評価モデル事業(早期社会実装に向けた導入実証)」の委託事業者の公募として実施している。

早く実機テストを行い、社会に流通させる

セルロースナノファイバー(CNF)は、植物由来の素材で鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度等の特性を有する。特に、高強度材料(自動車部品、家電製品筐体)や高機能材料(住宅建材、内装材)への活用は、軽量化や高効率化等によるエネルギー消費の削減につながることから、地球温暖化対策への多大なる貢献が期待されている。

環境省は、CNFに着目し、さまざまな製品等の基盤となる樹脂材料をCNFで補強したCNF軽量材料(複合樹脂)を使用することで、軽量化によるCO2の効果的な削減を図ることを目的とした、CNF性能評価モデル事業を推進している。この事業は、CNF軽量材料で部品等を試作し、実機に搭載することで製品としての信頼性、CO2削減効果等の性能評価を実施するとともに、早期社会実装に向けた導入実証を行うもの。

風力発電システムや空調のファンにも組み込んでみよう

この事業は、国内市場規模が大きく、CO2削減ポテンシャルの大きい自動車(内装、外板等)、家電(送風ファン等)、住宅・建材(窓枠、断熱材、構造材等)、再エネ(風力ブレード等)、業務・産業機械(空調ブレード等)等の分野において、材料メーカーおよび製品メーカーのそれぞれと連携し、CNF軽量材料(複合樹脂)等の用途開発を実施するとともに、特に自動車部門でCNF軽量材料を実機に搭載することで軽量化によるCO2削減効果(例 自動車の燃費改善)等の性能評価および早期社会実装に向けた導入実証を行う。

公募の対象者は民間団体、公的研究機関、大学等。原則として複数の企業等による共同事業として、重点課題(1)社会実装に向けたCNF軽量材料の開発および評価・検証、(2)自動車分野におけるCNF軽量部品の導入実証および性能評価・検証、のそれぞれについて、開発・実証、評価・検証等を実施する事業者の公募を行う。

実施期間は、原則4年以内。公募期間は8月18日(木)~9月21日(水)(17:00必着)。

平成28年度については、採択事業の事業費の合計が10億円以下となるよう、公募審査委員会を経て決定される。平成29年度以降については、それぞれ当該年度の予算の範囲内において、評価委員会による中間評価を経て決定される。

公募内容の詳細は、環境省ホームページ内の「申請・届出・公募」の「公募」のページから公募要領等を確認のこと。応募する場合は、提案書様式等をダウンロードし、公募要領・作成要領にしたがって必要事項を記載の上、所定の方法で提出のこと。

【参考】
環境省 - 平成28年度セルロースナノファイバー性能評価モデル事業委託業務の公募

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