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風力発電の騒音、「残留騒音+5dB」が目安でOK? 環境省が意見募集

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風力発電の騒音、「残留騒音+5dB」が目安でOK? 環境省が意見募集

評価の目安となる値における下限値の設定

環境省は19日、風力発電施設から発生する騒音等の評価手法について整理した、検討会の報告書(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)を開始した。

本報告書案では、風力発電施設の設置事業者・製造事業者、行政(国・地方公共団体)、地域住民等の関係者の参考となるよう、主として商業用に用いられる一定規模以上の風力発電施設を対象とし、現時点までの知見および風車騒音の評価方法について取りまとめている。

風車騒音の評価方法については、考え方を示すとともに、評価の目安となる値として「残留騒音+5dB」が適当だとしている。続いて、主に風力発電施設の設置事業者を想定し、風力発電施設の設置前・後に行うべき調査・予測の考え方や、騒音への対応策を整理。最後に今後必要な取組み等を記している。

また、今後本報告書の考え方に基づき、より具体的な測定・評価手法を定めたマニュアル等を策定を提案している。

報告書案とりまとめの経緯

再生可能エネルギーの導入加速化は日本の重要なエネルギー政策であり、風力発電施設についても将来にわたって導入が進むことが想定されている。一方で、風力発電施設から発生する音は通常著しく大きいものではないが、風車騒音特有の音の性質や、風況等を考慮した設置適地が静穏な地域であることが多い等の要因により、苦情等の原因となる事例がある。

このようなことを踏まえ、環境省水・大気環境局では、2013年4月より「風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会」を設置し、有識者による検討を行ってきた。今般、同検討会において、この報告書案が取りまとめられた。

意見募集の対象は、風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会報告書(案)「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」。

意見の募集期間は8月19日(金)~9月17日(土)(郵送の場合は必着)。意見提出方法は、電子政府の総合窓口[e-Gov]の意見提出フォーム、所定の様式によるファックス・郵送のいずれかの方法で提出する。詳細は環境省のホームページを参照のこと。

【参考】
環境省 - 風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会報告書(案)に対する意見の募集

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