ハイテク自動化が加速するシンガポール農業 植物工場など多段式の新技術も

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国内における葉野菜の生産量11トン以上、自給率13%を占める

シンガポールでも農業のハイテク化が加速している。日本の企業(パナソニック関連企業など)が人工光型植物工場による野菜の現地生産・販売事業を行っている事例もあるが、現地シンガポールの生産者も自動化を進め、飛躍的な収量増を実現しようと挑戦している。

こうした生産者における自動化の流れは、政府による農業政策や補助支援が大きく影響している。2010年~2015年の5年間において、シンガポールの葉野菜の生産量は20%増加した。現在は11,420トンの葉野菜をシンガポール国内にて生産しており、この葉野菜の生産量は、消費量全体の13%を占めている。

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