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木質ペレット、2015年度の国内生産量減る むしろ輸入ペレットは増える

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林野庁は、27日、2015年の木質ペレットの生産動向を取りまとめ、木質ペレットの生産量は12.0万トン、前年比でマイナス0.6万トンの5.1%減だったと公表した。

この生産動向は、同庁が毎年実施・公表している「特用林産物生産統計調査」によるもので、今回は、その中の「木質粒状燃料(木質ペレット)」の生産量等が公表されたもの。

木質ペレット 生産量減少の理由は?

熊本県や北海道など23県では、生産量が計1.0万トン増加したものの、沖縄県や岩手県など16県では、生産量が計1.6万トン減少し、結果として、全体では0.6万トンの減少となった。

工場数は減少していない

木質ペレットの工場数は142で、前年と同じだった。工場は、北海道と新潟に多く、全工場数の22.5パーセントが同2県に所在している。次に岐阜県、高知県が続く。

輸入ペレットは大幅増加

なお、木質ペレットの輸入量は前年に比べ135,680トン増で、前年比プラス41.6%だった。この数字は同庁が、財務省の「貿易統計」をもとに作成した参考として挙げているもの。

木質ペレットの用途や原料

用途別に見ると、燃料用としての生産が最も多く、11.5万トンで全体の96%を占める。工業用の用途が2.2%、その他が1.8%だった。農業用の用途では使用されている例はなかった。

木質ペレットの原料入手元の構成比

  • 製材工場等残材が5.4万トン(構成比45.0%)
  • 丸太・林地残材が4.4万トン(同37.2%)
  • 建設発生木材が1.8万トン(同14.7%)

この中で、丸太・林地残材から生産されたものの樹種別で見ると、スギが2.9万トン(構成比66.1%)で6割以上を占め、マツが0.8万トン(同18.7%)、ヒノキが0.5万トン(同10.8%)であることがわかった。マツは北部に多く、ヒノキは中部から南の地域で多かった。

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