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東北電力、新潟県で電源接続案件の募集プロセスを開始 系統接続のチャンス

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東北電力、新潟県で電源接続案件の募集プロセスを開始 系統接続のチャンス

東北電力は9月30日から、新潟県村上エリアにおいて、電力広域的運営推進機関の送配電等業務指針に規定されたルールである「電源接続案件募集プロセス」(募集プロセス)を開始した。

新潟県村上エリアとは、新潟県村上市の全域、胎内市の全域、岩船郡関川村の全域、新発田市の一部、山形県西置賜郡小国町の全域。

発電事業者の初期投資額を軽減

工事費負担金の考え方

工事費負担金の考え方

「募集プロセス」とは、系統増強費用が高額となる場合において、その費用を共同負担する事業者を募集するもの。通常の系統連系工事費の負担方法(3年ルール)は、先行事業者が工事費負担金を一旦全額負担し、後続事業者が容量按分した金額を、先行事業者に返還する。一方で、「募集プロセス」は、先着優先ではなく、「募集プロセス」に参加する発電事業者が受電電力1kWあたりの工事費負担金額を入札する。これにより、工事費の負担額が入札金額(入札単価×契約電力)となり、先行事業者の初期投資の負担が軽減され、事業性の見通しが立てやすくなるなどのメリットが期待されている。

入札単価で系統連系の優先度が決まる

「募集プロセス」では、募集容量に達するまで、原則として、入札単価が高い発電事業者から順に、優先系統連系希望者として決定される。優先系統連系希望者の入札総額([入札単価×容量]の総額)が系統増強に必要な工事費以上となった場合、入札が成立する。一方で、優先系統連系希望者の入札総額が系統増強に必要な工事費を下回った場合には、募集プロセスは不成立となり終了する。

系統増強が必要な業者は対象となり得る

接続検討の回答における工事費負担金の対象となる系統連系工事が、以下の要件を満たす場合に、その接続検討の回答を受領した事業者は、募集プロセスの開始を申込むことが可能だ。

  • 特別高圧の送電系統の増強工事が含まれること(特別高圧と高圧を連系する変圧器を含む)。
  • 工事費負担金を接続検討の前提とした最大受電電力で除した額が2万円/kWを超えること(既設の発電設備等の最大受電電力を増加させる場合は工事費負担金を接続検討の前提とした最大受電電力の増加量となる)。

2014年度までに接続検討の回答を受領している場合であっても、接続検討の回答における工事費負担金の対象となる系統連系工事が、上記の要件を満たす場合は、電力広域的運営推進機関に対して、募集プロセス開始の申込みを行うことができる。募集対象エリア、今後の実施スケジュール、事業者向け説明会の開催予定など、募集プロセスに関する情報は、東北電ホームページ内の専用ページで、随時更新される。

募集プロセスは要望すれば開始できる

該当エリアにおいて、東北電力系統へ連系を希望する再エネ発電事業者から、募集プロセス開始の要望があった。東北6県および新潟県で募集プロセスを開始するのは本件で8件目。募集プロセスが完了するまでの間は、系統状況が確定しない。募集プロセスに参加しない事業者の当該エリアにおける発電設備(特別高圧・高圧で連系する案件)の事前相談・接続検討は、募集プロセス完了後の回答となるなど、通常とは異なる取扱いとなる。

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