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ご存じ?最大2億円もらえるL2-Tech補助金 空調や冷熱機の更新で2次公募中

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環境省は、先導的な低炭素技術(L2-Tech)として認証された、L2-Tech認証製品を導入する企業に対して補助金を交付する事業の2次公募を、10月21日まで受け付けている。

大規模な省エネ改修に使える補助金

この事業の名称は「平成28年度L2-Tech導入拡大推進事業」。公益財団法人北海道環境財団が運営する。

事業の目的は、BEMSや空調設備、照明機器など複数のL2-Tech認定製品を組み合わせて設備・機器を導入し、L2-Techシステム・パッケージとして運転することで、CO2削減のシナジー効果を発揮し効率を最大限向上するモデル事業を推進すること。

1次募集では東京センチュリーリース(東京都千代田区)が青森県青森市で実施する事業、アマノ(山梨県甲斐市)が山梨県甲府市で実施する事業が採択されている。

導入すると50%、最大2億円の補助

この事業では、L2-Techを積極的に導入しようとする事業所に対して、導入に要する経費の一部を支援する。補助率は指定都市以外の市町村・中小企業の場合は3分の2、それ以外の場合や、ファイナンスリースによる共同実施の場合は2分の1。上限額は2億円。

製品・システムのメーカーにとっては、自社の製品やシステムがL2-Tech認証製品に登録されることで、環境省からの推奨製品の一つとして広く告知され、販売店や導入を考えている事業者に認知されることが期待される。

販売店や営業店の立場から見れば、補助金を活用したシステム提案ができるため、導入ハードルが下がることもポイントだ。

今回は主に空調・冷熱機が補助対象

この事業では、「熱需要が大きく、先端設備機器の普及可能性があり、熱エネルギーを効率的に利用する技術で、大幅なCO2削減効果が見込める事業」が対象になる。また、今回は導入する設備ごとに対象になる事業者が指定されている。

この事業において、L2-Tech水準同等品と他の機器を組み合わせ、冷凍・冷蔵・空調・給湯などの熱源機器の運転効率を向上させる統合システムの導入費用に補助金が交付される。なお、設備機器の新設は対象外。

(1)EMSを活用した自然冷媒型冷凍冷蔵ショーケースの最適制御システム

BEMS+冷凍冷蔵ショーケースを組み合わせるもの。飲食料品小売業に該当する事業所(売場床面積250~1600平米)が対象。

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(2)高効率空調機と自然冷媒型冷凍冷蔵ショーケースの連携制御システム

BEMS+空調機(ガスヒートポンプ/パッケージエアコン/水冷ヒートポンプチラー/空冷ヒートポンプチラー)+冷凍冷蔵ショーケースを組み合わせるもの。飲食料品小売業に該当する事業所(売場床面積250~1600平米)が対象。

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(3)未利用エネルギー(井水等)と蓄熱槽を活用した冷温同時利用型ヒートポンプシステム

高温水ヒートポンプ+蓄熱槽+熱交換器を組み合わせるもの。医療業に該当する事業所が対象。

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(4)成層空調システム

空調機(ガスヒートポンプ/パッケージエアコン/ターボ冷凍機/水冷ヒートポンプチラー/空冷ヒートポンプチラー/吸収冷温水機/吸着式冷凍機)+吹き出し器を組み合わせるもの。食料品製造業、または飲料・たばこ・飼料製造業に該当する事業所が対象。

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(5)デシカント空調システム

空調機(ガスヒートポンプ/パッケージエアコン/ターボ冷凍機/水冷ヒートポンプチラー/空冷ヒートポンプチラー/吸収冷温水機/吸着式冷凍機)+湿気外気処理機を組み合わせるもの。食料品製造業、または飲料・たばこ・飼料製造業に該当する事業所が対象。

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2次公募は10月21日18時まで受け付けている。2次公募の状況によっては11月中旬に3次公募を実施する可能性もある。

2014年3月、環境大臣が「L2-(エルツー)Tech(テック)・JAPAN(ジャパン)イニシアティブ」を発表した。

この取組は、二酸化炭素排出削減につながる先導的低炭素技術(BEMS、空調設備、照明機器など)に関する情報を整理するとともに、これらの情報を国内外に発信、技術導入を促すことで、二酸化炭素の排出削減を推進し、低炭素社会の構築をめざすものだ。環境省が定める中長期目標としては、2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減をめざすとしている。

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