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自動車の排ガス・燃費の算定法、「JC08モード」から「WLTP」に切り替え

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経済産業省と国土交通省は31日、省エネ法における自動車の燃費規制に関連する告示を改正し、乗用車等の燃費基準達成判定に国際基準(WLTP)を導入すると発表した。この改正は同日公布・施行された。

この改正により、乗用車等の排出ガスおよび燃費算定試験法について、既存のJC08モードによる試験法に替えて、WLTPによる試験法により判定することが可能となる。また、WLTPによる試験法により燃費値を算定した場合は、当該値を表示しなければならなくなる。

対象となるのは、乗用自動車(ただし車両総重量3.5t超かつ乗車定員10人以上のものは除く)および車両総重量3.5t以下の貨物自動車。

なお、国土交通省は、走行抵抗値の測定法における統計的手法のJC08モード法への導入は今年度中に、排出ガス規制におけるWLTPへの切替えは2018年10月以降に、それぞれ予定しており、今後速やかに改正することとしている。

WLTP導入の背景

自動車の販売の国際的な拡大に伴い、国ごとに異なる自動車の技術基準の調和が順次進められている。自動車の基準調和の実現により、自動車メーカー等は国際的な部品の共通化、それに伴う環境技術の開発への経営資本の投入等が可能となり、消費者にとっても環境性能に優れた自動車をより安価に購入できるようになる。

乗用車の排出ガスおよび燃費算定試験法については、日本が議論を主導した結果、2014年3月、国際基準(WLTP:乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)が成立した。

経済産業省と国土交通省は、今年3月25日に合同会議において、乗用車等の燃費試験法に、WLTPを導入するための方針をとりまとめている。今般、その方針に基づき、乗用車等の燃費基準達成判定にWLTPを導入する。

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