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新電力のシェア率、2017年5月で約10.4%に 会社別ランキングも公表

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新電力のシェア率、2017年5月で約10.4%に 会社別ランキングも公表

新電力の小売電力市場シェアの推移
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経済産業省は8月22日、2017年5月時点で、2016年4月の電力の小売り自由化以降、電力の契約を変更(スイッチング)した一般家庭(低圧分野)の件数が約634万件に達し、スイッチング率は約10.1%に到達したと発表した。

内訳は、東京電力エナジーパートナー(東京都港区)や関西電力(大阪府大阪市)など、みなし小売電気事業者(旧一般電気事業者)から新電力へのスイッチング件数が約353万件(約5.6%)、みなし小売電気事業者内のスイッチング件数が約281万件(約4.5%)。

2016年4月以降、小売電力市場における新電力のシェアが増加しており、2017年4月時点における販売電力量ベースの新電力シェアは、約9.2%となっている。電圧別には、特高・高圧分野に占める新電力シェアは約12.1%、低圧分野に占める新電力シェアは約4.6%。

新電力シェアとスイッチング率については、

  1. スイッチング件数は契約口数ベースであるのに対し、新電力シェアは販売電力量ベースで算出していること
  2. スイッチング件数には、みなし小売電気事業者内の規制料金メニューから自由料金メニューへの変更件数も含まれていること

などの理由から、両者は必ずしも一致しないと説明している。

なお、4月5日に開催された、電力・ガス取引監視等委員会(第77回)の配布資料「電力市場における競争状況の評価」では、低圧分野における自由化の進捗状況について、低圧分野における新電力の市場シェアの伸びは、過去の特別高圧・高圧分野の部分自由化時のそれを大幅に上回る、また、電力自由化が行われた他の国と比べると、イギリスには及ばないものの、フランスを上回るスタートとなっていると評価している。

低圧の新電力内シェアトップ3は、東京ガス、KDDI、大阪ガス

今回の発表では、2016年4月時点と2017年4月時点における、新電力の総販売電力量(低圧)に占める新電力各社のシェアも公表した。小売全面自由化直後と比べ、新電力各社の順位にも変化が見られる。

新電力の販売電力量シェア

新電力の販売電力量シェア

2017年4月時点におけるトップ3は、東京ガス(東京都港区/シェア24%)、KDDI(東京都千代田区/同13%)、大阪ガス(大阪府大阪市/同11%)で、これは2016年4月時点のトップ3と同じ。4位は、2017年4月にJXグループと東燃ゼネラルグループを統合したJXTGホールディングス(東京都千代田区/シェア8%)。

2017年4月時点について、1年前の時点と比べてみると、ソフトバンクグループのSBパワー(東京都港区/シェア2%)が昨年の14位から11位に順位をあげたほか、ハルエネ(東京都豊島区/同1%)と、住友商事の子会社のサミットエナジー(東京都中央区/同1%)が圏外からそれぞれトップ20位圏内の16位、17位にランクインした。

SBパワーは、グループ会社のSBエナジーが保有する発電所も活用しながら、北電・東電・関電エリアにおいて、再生可能エネルギー固定価格買取制度電気)比率50%を目標とする「自然でんき」を提供している。

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