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ユーグレナ、あの「台風発電」のチャレナジーに出資

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ユーグレナ、あの「台風発電」のチャレナジーに出資

11月17日、ユーグレナインベストメント(東京都港区)は、同社が運営するベンチャーキャピタルファンドの新たな投資先として、小形風力発電機「垂直軸型マグナス風力発電機」を開発するチャレナジー(東京都墨田区)への出資を実施した。

同ファンドでは出資に加え、出資企業との連携推進、研究開発や販売・マーケティング活動についてもチャレナジーを支援する。

台風でも発電できる小形風力発電機

チャレナジー社は2014年に設立された企業で、次世代風力発電機の開発、製造・販売などを事業として展開している。以前環境ビジネスオンラインでも取り上げた同社の「垂直軸型マグナス風力発電機」は、既存風力発電機のプロペラの代わりに、回転する複数の円柱が風を受けたときに生じる揚力(※図2)を用いて回転軸を自転させて発電する「マグナス方式」と、地面に垂直に回転軸を配置する「垂直軸型」を組み合わせた風力発電機である。

従来のプロペラ式風力発電機は、強風や乱流でプロペラが暴走・破損するリスクがあり、日本のような台風の多い地域における風力発電導入が進まない一因となっていた。

一方、「垂直軸型マグナス風力発電機」は、円柱の回転数を制御することで、風速・風向変化の激しい環境に対応し、台風のような強風時でも風車の暴走を抑えることができる。そのため安定して発電し続けることができ、風力発電の導入可能地域の拡大になることが期待できるという。

引き続きNEDOの支援を受け、今後は10kWの事業化へ

チャレナジー社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による2016年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」助成事業(STS)の採択を受け、今後は10kW機の事業化を目指す。

「リアルテックファンド」はユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが3社で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンド。参加企業は合計23社、ファンド規模は75億円(2016年11月現在)。今回は、チャレナジー社が第三者割当増資により発行する株式を引き受けるとともに、NEDOのSTSにおける認定ベンチャーキャピタルとして同社の研究開発や販売・マーケティング活動等を支援するもの。

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