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中部電力・東北電力、ガス小売りに参入 東邦ガスの領土、東海3県に進出

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経済産業省は21日、来年4月の都市ガス小売りの全面自由化以降、ガスを販売できるガス小売事業者として、中部電力と東北電力グループの東北天然ガス(宮城県仙台市)の2社を事前登録した。

中部電力は、2017年4月から、新たに自由化される家庭や飲食店等へのガス販売を開始する。家庭等へのガス小売り事業では、まずは、東邦ガスの供給区域で都市ガスを利用の顧客を対象に展開する。販売を担う組織を新設し、同社の直接販売を中心に行う。今後、万全な保安体制を構築していくとともに、2017年1月からの受付開始を目指し、安価で分かりやすいガス料金メニューの検討を進めていく。

同社は、2001年から大規模工場向け等に自社の導管を活用した天然ガス販売事業を開始し、段階的にガス事業を強化・拡大してきた。2015年度ガス・LNG販売実績は97万トン。新たに家庭等へのガス小売事業への参入により、電気のみならずガス販売も拡大し、総合エネルギーサービスのリーディングカンパニーを目指す考えだ。

東邦ガスの供給区域(2016年3月末時点)は愛知・岐阜・三重3県で54市20町1村。また2016年4月から電力事業に参入。東邦ガスグループのガス(都市ガス・LPガス)を利用している家庭等向けに、中部電力の電気料金(従量電灯B)よりお得になることをうたったメニューを提供している。

東北天然ガスは、東北地方における天然ガスの普及を目指して、東北電力と石油資源開発の共同出資により1993年に設立された。新潟・仙台間パイプラインおよびLNGタンクローリー、タンクコンテナを通じて天然ガスの供給を推進し、都市ガス卸供給、および一般工業向け大口供給を行っている。ガスの小売り事業で、一般家庭への販売は予定していない。

経済産業省では、ガス小売りの全面自由化に先立ち、8月1日から、ガス小売事業を営もうとする者の事前登録の申請受付を開始した。これまでに関西電力、東京電力エナジーパートナー、東京電力グループでESCOを中心にエネルギーサービス事業を展開する日本ファシリティ・ソリューション(東京都品川区)の3社がガス小売事業者に事前登録されている。今後、23日までに申請のあった2件(うち、本省1件、地方経済産業局1件)についても、審査が終了次第、順次登録していく。

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