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広島市、「水素エネルギー社会」のセミナーを開催 先行事例など紹介

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広島市、「水素エネルギー社会」のセミナーを開催 先行事例など紹介

広島市は2017年1月17日、同市内の「西区民文化センター」にて、将来の「水素エネルギー社会」について考えるセミナーを開催する。

同セミナーでは、これから加速していく水素エネルギー社会の構築に際して、「水素ビジネス」を考えている企業の新事業担当者や、これからの水素社会に興味がある人に向け、県内企業の先行事例や活用できる技術、再生可能エネルギーとの連携方法などについて解説する。

講演内容は下記の通り。

東広島市への水素ステーションの開設

講演者は広島トヨペット株式会社 代表取締役副社長、藤川 龍三氏と、岩谷産業株式会社 水素本部 水素エネルギー部 シニアマネージャー、藤本 守之氏。両社による水素に関する取り組みや、東広島市に移動式水素ステーションを建設することになった目的・経緯と今後の展望について説明する。

中国工業のガス用超高圧複合容器への挑戦

講演者は中国工業株式会社 顧問、山本 睦也氏。同社がもつ技術のうち、下記3件について紹介する。

  1. ライナーレス複合容器の製造技術
  2. 樹脂製ライナー低コスト複合容器蓄圧器の開発
  3. 宇宙用燃料電池システム超高圧複合容器製造技術

また、ガス用超高圧容器の開発に関する社会的背景を紹介し、今日までの高圧容器に関する主な開発ターゲット・目標・その現状を報告する。

太陽光からの高効率水素製造:高効率太陽電池と水電解の最適接続

講演者は東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻 教授、杉山 正和氏。超高効率太陽電池と水電解による高効率水素製造の実例を紹介し、その将来展望について述べる。


同イベントのファシリテーターは広島大学 大学院総合科学研究科 准教授、市川 貴之氏が務める。

主催は広島市、公益財団法人広島市産業振興センター。開催日時は2017年1月17日(火)、13:30~17:15。場所は広島市西区民文化センターの2階大ホール。参加費は無料だが、交流会は有料。定員は300名程度。なお、同セミナーは、広島広域都市圏対象事業にて実施されるもの。

広島市も水素エネルギー社会の波に乗ろう

水素エネルギー社会とは、水素エネルギーを媒体として、電力・石油・ガス等の既存のエネルギーシステムとの系統連携を図り、分散型のエネルギー供給の実現が可能となる社会のことを指す。

全国で、次世代エネルギーとして普及が期待されている水素エネルギーの利用拡大が進んでいる中、天然ガスなどから水素を取り出し発電と給湯を行うエネファームは18万台を超え、水素で走る燃料電池自動車も発売が開始された。さらに、2015年9月には、東京大学工学部が宮崎県で実施した実証試験では、太陽光発電からの水素製造で世界最高効率が達成された。

広島地区においても、水素ステーションが開設され、ガス用超高圧容器の開発が進んでおり、同市では県内企業の積極的な参入による経済活性化を狙う。

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