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北海道・釧路のメガソーラー、出力変動抑制用の蓄電システム導入(6.75MWh)

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北海道・釧路のメガソーラー、出力変動抑制用の蓄電システム導入(6.75MWh)

釧路メガソーラーの完成予想図

大林組(東京都港区)は26日、三菱電機(同・千代田区)・GSユアサ(京都府京都市)と共同で太陽光発電における気象条件の変化による急激な出力変動を緩和するため、低コストな蓄電システムを開発し、2017年4月に運転開始予定の釧路メガソーラーに導入したと発表した。

大型蓄電池システムイメージ

大型蓄電池システムイメージ

北海道では、2013年4月に資源エネルギー庁より、北海道における大規模太陽光発電の接続が限界に近づきつつあると公表され、メガソーラー発電所の接続について、特別高圧連系(2,000kW以上)の接続量の限界値は40万kW程度であり、この接続量を超えて新たに連系する大規模発電所は、蓄電池システムを事業者が設置し、出力変動緩和対策を行うことが系統連系の条件とされている。

これを受け、蓄電池システムの共同開発チームを組成した3社は、実際の太陽光発電所の出力変動データを用いて検討を重ねた。同開発の具体的な研究成果は下記の通り。

  1. 太陽光発電所特有の出力変動を緩和する制御アルゴリズムの構築
  2. 蓄電池劣化を極力抑制するための最適な運用容量の割り出し
  3. 選定した蓄電池の劣化に伴って必要となる追加容量と追加時期の最適化

これらの成果を踏まえ、蓄電池用パワーコンディショナー、蓄電池の容量などの設備容量を最適化し、設置コストおよび固定価格買取制度(FIT)で定める20年間の買取期間に要する運用コストを抑えつつ、北海道電力の出力変動緩和対策の技術要件「すべての時間において、太陽光発電設備と蓄電池などの合成出力の変化速度を、発電所定格出力の1%以下(1分あたり)とすること」に適合すると確認したうえで、同システムをメガソーラー発電所に設置した。

釧路メガソーラー(釧路町太陽光発電所)は、釧路町の町有地に建設され、発電容量は14.5MW。また、蓄電池パワーコンディショニングシステムの出力は10MW、蓄電池容量は6.75MWh(リチウムイオン電池)。発電事業者は大林組100%子会社の大林クリーンエナジー(東京都港区)で、同社は国内28ヵ所の太陽光発電事業(合計128MW)、木質バイオマス発電事業(14.5MW)および風力発電事業(6MW)を展開および建設中。なお、同発電事業は、2014年度補正予算再生可能エネルギー接続保留緊急対応補助金(再生可能エネルギー発電事業者のための蓄電システム導入支援事業)を申請中の案件だ。

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