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長時間飛行できる「有線ドローン」で風力発電設備の点検 実用化の実験開始

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長時間飛行できる「有線ドローン」で風力発電設備の点検 実用化の実験開始

会津ラボ(福島県会津若松市)は、鈴与マタイ(長野県佐久市)と共同で19日、小形風力発電設備点検での有線ドローン実用化を目指し、新潟県柏崎市で実証実験を開始したと発表した。2018年度の実用化を目指し、両社は今後も共同で検証を進める。

同社は、ドローンを給電設備にケーブルで接続し、長時間飛行できる「有線ドローン」の開発を進めている。今回行われた実証実験では、4Kカメラを搭載したこの有線ドローンを使用して、鈴与マタイが運営・管理する小形風力発電設備(新潟県柏崎市)の点検を行った。

同社の有線ドローンによる設備点検のメリットは下記の通り。

  • 長時間飛行のメリットを活かし、中断することなく長時間の設備点検ができる。
  • 障害物センサーが機能し、風車との距離を保ちながらの近接撮影が可能。
  • 搭載された4Kカメラで点検個所の細部まで確認できる。

今回の実証では、小形風力発電設備の「主要な点検対象箇所」「目視確認が難しい箇所」「ナットやパーツの状態」を様々な角度から撮影し、その後に行われる人的な点検作業に有用な、精度の高い映像収録に成功した。

風力発電設備の重大な事故報告(ブレードの飛散や、動力伝達部が落下するなど)により、同業界では保安強化の取組みが進められている現状を受け、同社は、有線ドローンを導入することで、点検作業 の安全性と効率性が飛躍的に向上すると見込み、同製品の実用化を目指す。

また、同社は会津大学との産学連携により、「有線給電の単体ドローンならびにドローン群の安定飛行」に関する固有技術の開発を行っている。

同社は、コンピュータ理工学を専門とする会津大学(1993年開学)の第1期生が、2007年1月に設立し、大学発ベンチャー企業として公式認定を受けている。

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