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コニカミノルタとパイオニア、有機EL照明で合弁会社を設立

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コニカミノルタ(東京都千代田区)とパイオニア(東京都文京区)は、両社の強みを結集させて有機EL照明事業の立ち上げ加速を図るべく、有機EL照明事業に係る合弁会社の設立について合意した。

合弁会社の名称は「コニカミノルタ パイオニアOLED 株式会社」。2017年5月に設立予定で、資本金は4.9億円(出資比率:コニカミノルタ:パイオニア 50%:50%)。

両者の強みを合わせ、新しいニーズをカバー

車載用市場では、自動車の付加価値の一つであるデザイン性のニーズが高まっており、この一環で、自動車テールランプでは一部の高級車から有機EL照明の採用が始まっている。

今後は、デザイン性だけでなく、自動車の省エネ性能向上に向けて、更なる部材の小型化、軽量化が求められることが想定される。また、テールランプは安全性確保に係る部材であり、高い水準の品質管理技術が必要だ。

さらに、紙やパッケージと照明が一体化した広告用照明や、有機ELの演色性を活かした美容照明といった、これまでにない有機EL照明のニーズが高まっている。

このような市場の要求に対して、コニカミノルタのロール・ツー・ロール方式のフレキシブルパネルの製造装置や量産技術、パイオニアの有機ELパネルの量産・市場導入実績とカーエレクトロニクスOEMビジネスのノウハウといった両社の強みを合わせることで、新たな価値を持った照明の提供が可能になるとの判断から、今回の合弁会社設立に至った。

中長期目標は250億円

この合弁会社を通じ、これまでコニカミノルタが推進してきたインジケーター用照明や広告用照明、パイオニアが展開してきた美容照明、医療照明などの特殊用途に加え、新たな領域の車載用照明を軸としてフレキシブル有機EL照明の地位を確立し、中長期目標として、250億円の売上を目指していく。

一方で、パイオニアは、これまで有機EL照明事業における業務で提携をしていた三菱化学(東京都千代田区)と提携を解消した。両社は、有機EL照明パネルの共同開発において、塗布型パネルの量産出荷という一定の成果に達したことを踏まえ、業務提携を発展的に解消するに至った。

今後両社は、有機EL事業においてそれぞれの強みを活かせる分野に注力し、ビジネスを拡大していく。

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