> > アジアでの省エネ型廃棄物処理システム実証事業 NEDOが追加公募予定

アジアでの省エネ型廃棄物処理システム実証事業 NEDOが追加公募予定

 印刷 記事を保存

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2017年3月中旬より、アジア地域で、日本の廃棄物処理の制度や技術・システムのノウハウを提供し、資源循環制度の構築を支援する実証事業の追加公募を開始する予定だ。

今回の募集は、昨年3月から5月に募集した「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業」の追加公募として実施される。この事業は、相手国において適切な資源循環制度が構築されるよう、日本の自治体等が過去に実施してきた環境負荷を低減させるモデル事業の実施と、その測定効果を、相手国側と一緒になって進めるもの。

事業期間は、2017年度~2020年度の予定だ。2017年度に実現可能性調査を実施し、その結果がステージゲート審査で有望とされた案件について、実証事業が実施される。応募対象は、企業や大学など。

同事業の基本計画や、昨年実施された公募では、助成金は、実現可能性調査が1件当たり2000万円以内、その後に実施する実証事業(4年程度)は1件当たり5億円以内だ。今回は追加公募なので、実証事業期間が1年短い。公募要領等の詳細は公募開始日に公表される。公募期間は、2017年4月中旬までの予定だが、応募状況等により、公募期間は変更される可能性がある。

なお、昨年9月に採択され、2016年度に実現可能性調査が実施されている事業は下記の2件だ。

バングラデシュ国ダッカ市における廃電子機器等の適正処理・金属再資源化実証事業

受託者はリーテム(東京都千代田区)。日本の自治体と連携し、廃棄物の適正処理推進制度の導入や、廃電子機器などからの資源再生・循環システムの構築を目指し、ダッカ市においてモデル工場を運営し実現性を実証する。

制度面にはおいては、廃棄物回収・処理事業者のダッカ市への登録制度を導入し、インフォーマルセクターでの不適正処理を減らし環境と労働安全衛生に配慮したリサイクルを事業化する。

籾殻焼却灰(シリカ等)の資源循環システムの実証事業

受託者はフジタ(東京都渋谷区)、三菱総合研究所(東京都千代田区)。ミャンマーのエーヤワディ管区において、籾殻のエネルギー利用時に発生する、シリカを大量に含む焼却灰を利用し、機能性セメントの混和材・建材原料・タイヤゴムの混和剤などを製造する。

両社は福島市との都市間連携の枠組を活用して、焼却灰の資源循環システムの構築に必要な制度構築や事業環境の整備を行う。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.