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3月から「燃料電池バス」運行開始 東京オリンピックに向け100台導入

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3月から「燃料電池バス」運行開始 東京オリンピックに向け100台導入

東京都交通局は24日、トヨタ自動車が開発・市販化した燃料電池バス(FCバス)2両を導入し、3月21日から路線バスとして営業運行を開始すると発表した。運行するのは、東京駅丸の内南口と東京ビッグサイトを結ぶ路線(都05系統)。燃料電池バスの市販車による日本で初めての営業運行となる。

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今回導入するのは、トヨタブランドで販売される最初のFCバスで車名は「トヨタFCバス」(乗車定員77人)。2月の1台に続いて、3月に1台納車する予定。

経済産業省の有識者会議、水素・燃料電池戦略協議会がとりまとめた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」(2014年6月23日策定、2016年3月22日改訂)には、2016年中にFCバス・フォークリフトを市場投入することや、水素ステーションを2020年度までに160箇所程度整備すること等の目標や取組みの具体化が盛り込まれている。また、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都を中心に100台以上のFCバスの市場導入を目指すことを掲げている。

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トヨタと東京都も本取り組みと連携する。トヨタFCバスは、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証事業」や環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」により、開発と走行実証を行い、国土交通省の「地域交通グリーン化事業」により、今回の導入に至った。東京都交通局は、これまで、2003年や2015年の実証実験などで、燃料電池バスの市場投入に向けた技術開発などに協力してきた。

トヨタFCバスについて

トヨタFCバス(東京都営バス仕様)

トヨタFCバス(東京都営バス仕様)

トヨタFCバスは、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」向けに開発した、燃料電池技術と、ハイブリッド技術を融合したシステム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用。内燃機関に比べてエネルギー効率が高いことに加えて、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない。加えて、国土交通省が定める「ノンステップ基準」に合致しており、高齢者や児童が容易に乗降できるバリアフリーバスとなっている。

また、大容量外部電源供給システムを採用。最高出力7.2kWかつ大容量235kWhの電力供給能力を備えており、災害などの停電時に、学校体育館等の避難所や家電の電源としての利用が可能である。

トヨタグループでは、水素を将来の有力なエネルギーと位置づけ、FCV「MIRAI」をいち早く市販するとともに、FCバス、燃料電池フォークリフト、家庭用の定置式燃料電池などの技術開発・商品展開を推進している。

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