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東芝、4月からネガワット取引市場に参入

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東芝、4月からネガワット取引市場に参入

図 最適な削減依頼の組み合わせ計算

東芝(東京都港区)は2月28日、東京電力エナジーパートナー(東京都港区、東京電力EP)とネガワットアグリゲーターの運用に関する契約を締結。3月1日、4月より複数の電力需要家のネガワット(節電電力量)を束ね、電気事業者等と取引をする「ネガワットアグリゲーター事業」を開始すると発表した。

これにより、東芝は、東京電力EPからの要請に応じて、ネガワットアグリゲーターとして複数の需要家に対して削減依頼を行い、ネガワットを創出する。

各種の実証事業等で得た知見を活用し、天候や需要家の電力使用状況等に応じて、削減依頼を行う需要家を最適に組み合わせる。それによって電気事業者等とあらかじめ契約した削減量に対して、高い精度でネガワットを提供する。

また、今回の契約への取り組みに加え、同社が保有する蓄電池や、モノをインターネットにつなぐ「IoT」に関する技術、現在横浜市及び東京電力EPと実施しているスマートレジリエンス・バーチャルパワープラント(VPP)事業への取り組み通じて得た知見等も活用し、今後もエネルギー分野におけるトータルソリューションを提供していく。

なお、同社のスマートレジリエンス・バーチャルパワープラント(VPP)事業は、横浜市内の小中学校(18校を予定)に蓄電池を設置し、平常時は高速充放電を行いデマンドレスポンス(DR)などに活用、非常時はBCO電源などに活用するもの。事業期間は2016年7月6日~2018年3月31日。

実証事業では精度101.4%でネガワットを創出

東芝は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)におけるDR実証事業や、経済産業省の各種DR実証等を通じて、需要家の特性把握や天候等による削減量の変動に関する知見を蓄積してきた。

経済産業省の2016年度「高度制御型ディマンドリスポンス実証事業」のDR実証において、9需要家中、5需要家に削減依頼を行い、最高精度101.4%の削減(契約削減量4,000kWに対し、削減量4,055kW)を達成した実績を有する。

ネガワットアグリゲーターとは、電気事業者等からの要請に応じて企業等の電力需要家が削減した電気の需要量(ネガワット)を取引するネガワット取引において、電気事業者等と需要家を仲介し、多数の需要家をまとめ、その削減量を束ねて、電気事業者等と取引を行う事業者をいう。

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