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アグリゲーター【あぐりげーたー】

アグリゲーターとは、需要家の電力需要をを束ねて効果的にエネルギーマネジメントサービスを提供するマーケター、ブローカー、地方公共団体、非営利団体などのこと。自ら電力の集中管理システムを設置し、エネルギー管理支援サービス(電力消費量を把握し節電を支援するサービス)、電力売買、送電サービス、その他のサービスの仲介を行っている。

アグリゲーターが取り扱うサービスのうちの1つとして「デマンド・レスポンス(需要応答)」があり、このようなサービスで発生したネガワット(節約できた発電量)に対して電力会社はアグリゲーターに報奨金を支払い、顧客企業はアグリゲーターから報酬などを受け取るという仕組み。

アメリカでは、需要応答の市場化やエネルギー管理(EMS)への進化に伴い、アグリゲータービジネスが急成長している。同国における大手アグリゲーターとして、エナーノック(EnerNoc)とコンバージ(Comverge)などが挙げられる。

日本でも、2012年以降、アグリゲーターが登場し始めている。日本では、電力会社が主体となり、同年夏に需要応答ソリューションを提供する事業者を公募したほか、国も、補助金を出すなどして、オフィスビル向けのBEMSアグリゲーターを支援している。

また、マンションなど集合住宅のエネルギー管理支援を行う、MEMSアグリゲーターもある。特に日本では、近年の再生可能エネルギーの拡大とともに、節電の必要性から、アグリゲーターを介することによるピーク時の電力需要減が重視されている。

【参考】
エネルギーマネジメントシステムの補助金情報一覧
本格始動したネガワット取引市場の可能性(2017年4月24日号掲載)
アグリゲータービジネスの現状と未来(1)(2)(3)(2015年5月11日号、18日号、25日号)

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