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東京電力、「水力発電」の電力料金プラン発表 当然CO2排出はゼロ

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東京電力、「水力発電」の電力料金プラン発表 当然CO2排出はゼロ

東京電力エナジーパートナー(東京都港区)は、発電の際にCO2を排出しない水力発電の電力のみを販売する国内初の料金プラン「アクアプレミアム」を開始すると発表した。これは東京電力グループの一般水力発電(揚水発電、FIT電気を除く)を電源としたものだ。

第1号の顧客は、三菱地所・新丸の内ビルディング(東京都千代田区)とソニー本社(東京都港区)・ソニーシティ大崎〔NBF大崎ビル〕(東京都品川区)で、2017年4月からこのプランによる電力を購入する。

契約した顧客は、使用する電力の全部または一部(ベース側の需要)を同プランの電力でまかなうことで、「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」において、CO2排出量を削減することができる。

たとえば、このプランから年間100万kWhを購入することで、2015年度の同社(旧:東京電力)におけるCO2排出係数の場合(調整後排出係数0.491kg-CO2/kWh)と比べて、約500tのCO2を削減することができると試算している。

このプランの対象は、原則として、契約電力が500kW以上の顧客で、施設全体で使用する電気の10%以上、または年間100万kWh以上を同プランの電気で使用することが加入条件となる。

料金は、同プランで使用する電力量に対して、CO2排出量ゼロの付加価値分を料金として加算する。具体的には顧客が契約している料金プランや、同プランの使用量に応じて個別に決定する。

東京電力グループは、同プランにより得られた売り上げの一部を、設備改良による高効率化や水源涵養林の育成など水力電源の維持・拡大へ活用する。これにより、環境に配慮した事業活動を実施し、国のエネルギー・環境政策を踏まえた地球温暖化対策に取り組んでいく。

なお、FIT電気は、固定価格買取制度において、賦課金を通じて国民全体の負担により賄われているため、「CO2を排出しない」という特性・メリットについては、電気を利用する全ての人に帰属され、実際のCO2排出量は全国平均のCO2排出量を持った電気として扱われる。今回東京電力EPが販売するプラン「アクアプレミアム」は固定価格買取制度を利用して買い取られた電力ではないため、FIT電気ではない。

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