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北陸電力、小売電気事業者3社に託送料金を過少請求 原因は九州電力と同じ

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北陸電力、小売電気事業者3社に託送料金を過少請求 原因は九州電力と同じ

北陸電力(富山県富山市)は3月24日、同社システムへの登録不備により、一部の小売電気事業者に対し、送配電設備の利用料金(託送料金)を誤って少なく請求したと発表した。誤請求した小売電気事業者は3社で、誤請求対象の電気使用者は38件。影響額は合計で約11万円。

託送料金を過少請求した原因は、託送料金を算定する同社システムに、基本料金の算定に用いる過去の最大需要電力の実績値を誤って入力したことや入力漏れによるもの。

同社は再発防止対策として、過去の最大需要電力の実績値を抽出するシステムを整備するととに、料金計算に影響を与える契約情報(登録情報)等のチェックや審査を強化する。誤請求した小売電気事業者に対しては、個別に連絡の上、お詫びと説明をし、精算について今後協議する。

原因は九州電力と同様、最大需要電力データの取得ミス

小売電気事業者が送配電事業者に支払う、電気を運ぶための費用「託送料金」は、家庭などに電気料金の一部として請求されている。低圧実量契約では、当月(1カ月)の最大需要電力と前11カ月の最大需要電力の比較を行い、その期間の最も大きい値を契約電力となる。

北陸電力は、誤請求の原因として、新電力に契約を切替えたケースで、契約切替前の最大需要電力の値を誤って少なく入力したことによる算定ミスをあげている。

九州電力も3月15日に、同社システムの不具合により、新電力へ契約を切り替えた一部の電気使用者の契約電力が適正に設定されず、その結果、小売電気事業者23社に対し、送配電線の利用料金(託送料金)を誤って少なく請求したことを発表している。

同社では、この託送料金の算定ミスの原因として、システム作業時に契約電力決定に使用する契約切替前の最大需要電力データを取得する機能の設定を誤ったことをあげている。

これにより、システムが契約切替前の最大需要電力を取得できなくなり、切替後の最大需要電力を使用して契約電力を算定していた。なお、同社では、2017年2月15日からは、契約切替前の最大需要電力を適正に取得しているという。

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