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関西電力、顧客情報約12000件を紛失 他社に売電した発電事業者のデータ

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関西電力(大阪府大阪市)は4月6日、2016年4月から2017年1月の間に、太陽光発電などで発電し、同社の電力系統を利用して、同社以外の小売電気事業者に売電した実績のある低圧の顧客情報を保存したDVDを紛失したと発表した。

保存されていた主な顧客情報は、顧客の氏名(法人名を含む)、住所、受電地点特定番号(契約地点を特定するために用いる22桁の番号)、顧客番号、発電電力量、発電設備の種別、契約開始日、契約終了日、検針日程で、計約1万2,000件。

このDVDは、セキュリティ処理が施されており、外部のパソコン等では容易にデータ閲覧ができないこと、また、紛失したのが、本店にある送電サービスセンターの執務室内で、限られた関係者のみが入退室できる仕組みとなっていることから、社外へ本データが流出する可能性は極めて低いと説明している。

送電サービスセンターでは、電気事業に新規参入する小売電気事業者等が同社の送配電設備を利用する際の契約、料金計算、請求などの業務を行っている。

同社は、本件について、経済産業省と近畿経済産業局に報告するとともに、同日より、この件に関する顧客への問い合わせ窓口を設置した。

同社は、今回の紛失を受け、顧客情報を厳正に管理するよう改めて全従業員に周知するとともに、保管管理の徹底を図るなど、情報管理に対する取組みを再徹底し、再発防止に努めていくとしている。

DVD紛失の経緯

2017年3月17日(金)、同社社員は、通常利用しているサーバ容量に空きを作るため、発電電力量などのデータの保存先サーバを変更する作業の一環として、一時的にDVDへのデータ移行を開始した。

3月29日(水)、この社員は翌日から休暇を取得することになっていたため、次回の出社(4/3)までの間に、他の社員がDVDを利用する可能性があると考え、DVDを自身の机の上に置き退社。

この社員は、4月3日(月)に出社し、DVDへ移行する作業を継続しようとしたところ、DVDを発見できず、紛失していることが発覚した。以降、DVDを捜索している。

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