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廃熱・湧水・地中熱など熱利用設備に補助金 ただしバイオマスは対象外

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温室効果ガス審査協会(東京都千代田区)は6月9日まで、未利用資源を効率的に活用した低炭素型社会システムを整備するため、廃熱・湧水等の未利用資源を効率的に活用する設備を導入するモデル的な取り組み等に対する補助事業について公募する。

事業は、環境省の「平成29年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃熱・湧水等の未利用資源の効率的活用による低炭素社会システム整備推進事業)」に基づくもの。同協会が執行団体として実施する。

支援の対象は、未利用の資源を効率的に活用し低炭素型の社会システムを整備するために、エネルギー起源CO2の排出を抑制する設備等の導入または設備の部品等の交換・追加を行う事業。

また、この事業は「地域特性に応じた低炭素型インフラ整備モデル・実証事業」と「設備の高効率化改修を行う事業」で構成される。

詳細は温室効果ガス審査協会のホームページを参照のこと。概要は以下の通り。

地域特性に応じた低炭素型インフラ整備モデル・実証事業

以下4つの事業区分がある。

1.地域の未利用資源等を活用した社会システムイノベーション推進事業

補助対象は、地域で未利用な、または効果的に活用されていない熱や湧水等の資源の効果的・効率的な配給システムなど、地域単位の低炭素化を大きく推進する先進的・モデル的な取組みに必要な設備などの導入事業。

なお、バイオマス資源の利用を対象とするものを除く。

補助金の交付額は、指定都市以外の市町村・中小企業が2/3、指定都市等・中小企業以外の民間事業者等が1/2。補助事業期間は原則として2年度以内。

2.低炭素型の融雪設備導入支援事業

補助対象は、地中熱、地下水熱、温泉熱、下水処理熱または工場等温排熱を熱源とし、熱交換器やヒートパイプ等により融雪のために使用できる設備を導入する事業。

または、バイオマスのみを熱源とするボイラー等により発生した熱を融雪のために使用できる設備を導入する事業。

補助金の交付額は、指定都市以外の市町村が2/3。それ以外は1/2。補助事業期間は原則として単年度。

3.LNG発電の高効率低炭素化促進事業

補助対象は、LNG発電設備における廃熱利用・回収設備等の高効率エネルギー利用・低炭素化に必要な設備を導入する事業。

補助金の交付額は原則として1/2。補助事業期間は原則として2年度以内。

4.地域熱供給促進支援事業

補助対象は、地域熱供給事業において、コスト効率的な地域熱供給を実現するための高効率型電動熱源機を導入する事業。

補助金の交付額は原則として1/2。補助事業期間は原則として2年度以内。

未利用資源・コスト効率活用に向けた設備の高効率化改修事業

設備の高効率化改修を行う事業で、次の2つの条件のどちらか、あるいは双方を満たすことが条件となる。

ひとつは、設備のエネルギー効率と密接な関係のある部品・部材のうち、経年劣化等により効率低下の原因となっているものの交換を行い、設備のエネルギー効率を、導入当初と同等以上まで改善する事業。具体例として、空調設備や冷凍設備等で利用されているモーター、コンプレッサー、ポンプ、ファン、発電機などのタービン等の交換があげられている。

もうひとつは、改修を行う設備か、当該設備と連結された蒸気配管等に部品・部材を付加することで、当該設備の運転時の負荷を軽減することにより、当該設備のエネルギー効率を初期の状態以上に改善する事業。具体例として、蒸気配管やバルブにジャケット式の断熱カバーの設置や冷凍・冷蔵・製氷設備に、断熱パネルを設置すること等があげられている。

補助金の交付額は、指定都市以外の市町村と資本金1,000万円未満の民間企業の場合が2/3。それ以外は1/2。補助事業期間は原則として2年度以内。

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