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自動化栽培で人件費50%減 日産30,000株のレタス植物工場、年内に完成

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自動化栽培で人件費50%減 日産30,000株のレタス植物工場、年内に完成

テクノファームけいはんな外観 完成予想図

スプレッド(京都府京都市)は5月22日、京都府木津川市にて、次世代型植物工場「テクノファームけいはんな」を着工したと発表した。

完成予定は2017年12月。稼働は2018年以降を予定し、日産3万株のレタスを生産する。

この次世代型植物工場は、「低コスト」「環境対応」「グローバル展開」をテーマに開発され、国内の設備機器メーカーと共同で自動化栽培や水のリサイクル技術、環境制御技術、植物工場専用LED照明開発やIoT技術のイノベーションにより、オペレーションコストの削減と環境負荷の軽減を実現を目指した。

同社発表による工場の特長は下記の通り。

  • 人的負荷が大きい栽培工程(育苗~収穫)を自動化し、人件費を50%削減(同社従来プラント比)
  • 栽培に使用する水をろ過・循環させ、水のリサイクル率を98%に向上(同社従来プラント比)
  • 温度、湿度、風速、光量など栽培棟内の環境を均一化
  • 植物工場での野菜栽培に特化したLED照明を自社開発し、電力消費量を30%削減(従来製品比)
  • 栽培、生産のビッグデータを収集し分析を行うことにより、遠隔で集中管理できる

今後、国内20拠点の建設を目指す

同社は、すでに2007年から植物工場の「亀岡プラント」(京都府亀岡市)を運営し、日産2万1,000株のレタス生産を行い、「ベジタス」ブランドとして全国約2,200店舗のスーパーマーケット・小売店で販売し、黒字化を達成してきた実績を持つ。

このノウハウを活かし、同社は2014年より、グローバル展開を見据えた次世代型植物工場「Techno Farm™」の開発を進めてきた。

今回着工した同工場は、鉄骨2階建てで、敷地面積は11,550平方メートル。単一のレタス工場としては世界最大級の生産能力を持ち、栽培工程の自動化を実現した植物工場となるという。

今後、同社は国内外の企業・団体とパートナーシップを結び、「Techno Farm™」の建設を進めていく予定。

国内では、フランチャイズ・オーナーシップモデルによって、同植物工場を全国に20拠点建設し、日産50万株の生産体制のもと、国内レタス市場の10%のシェア獲得を目指すとしている。

また海外においては、現地のパートナー企業と協働し、技術提供、物流や販売支援などを行い、地域に応じた事業スキームの提案などを行っていく。

なお、同工場の名称は、グローバルな事業展開を目指し、当初の「Vegetable Factory」から「Techno Farm™」に改称したもの。

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