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太陽光発電の電力を全て地産地消 福島県相馬市に送配電・小売の新会社

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太陽光発電の電力を全て地産地消 福島県相馬市に送配電・小売の新会社

そうまIグリッドの事業内容イメージ

IHI(東京都江東区)は6月7日、福島県相馬市、パシフィックパワー(東京都千代田区)と、同市内における太陽光発電による電力の地産地消と地域振興を目指し、特定送配電(小売供給含む)や小売電気事業を行う「そうまIグリッド合同会社」を設立したと発表した。

同社は、2017年度後半に小売電気事業を、2018年度に特定配送電事業を開始する予定で準備を進めている。出資比率はIHIが85%、相馬市が10%、パシフィックパワーが5%。

相馬中核工業団地東地区内

IHIと相馬市は、再生可能エネルギーより発電した電力全量を系統に接続することができないという現状の課題を解決するため、2015年1月に共同研究を開始した。

なお、この研究は、2015年度復興庁の「新しい東北」先導モデル事業に採択された同市の「水素を活用したCO2フリーの循環型社会創り」として実施されたもの。

この事業は、太陽光発電の余剰電力を有効利用して全量地産地消する仕組みと、その余剰電力で製造された水素を利活用するスマートコミュニティ事業モデルの構築を目指すものだ。

同合同会社は、このスマートコミュニティ事業のうち、主に地域産の太陽光発電電力を地域の公共施設・民間施設に自営線で送配電する特定送配電事業、および電力を販売する小売電気事業を行う。

また、IHIが相馬市内に建設する太陽光発電設備(出力1,600kW)による再生可能エネルギーは、下水処理場などの電力として利用されるほか、余剰電力は電気ボイラや水電解設備により、水素や熱に転換され有効利用される。

スマートコミュニティ事業モデル図

スマートコミュニティ事業モデル図
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なお、このスマートコミュニティの事業は、同市の中核工業団地東地区内(53,000平方メートル)で実施される。

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