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戸田建設もZEBの実証開始 自社実験棟に導入、さらに本社建替に応用へ

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戸田建設もZEBの実証開始 自社実験棟に導入、さらに本社建替に応用へ

環境技術実証棟

戸田建設(東京都中央区)は6月27日、同社の筑波技術研究所(茨城県つくば市)に新たに建設した環境技術実証棟で、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化対応技術などの実証実験を開始したことを発表した。

同実証棟は、鉄筋コンクリート造階で、地上2階建。築面積は379.610平米、延床面積は724.72平米。南面の外装仕様は3種類とし、室内に対する熱負荷の軽減等への効果を検証する。

実証実験の成果は、東京都の京橋一丁目東地区における都市再生特別地区での本社建替え計画に導入する予定。

建替え計画は、2016年3月7日に決定したもので、利用者の快適性と利便性に配慮しつつ、自然エネルギーの活用等により環境負荷を低減し、所定の環境性能を確保した建物が求められている。

新たな価値をめざして施設を増強

戸田建設は、建築物の省エネルギー化や利用者の生産性向上、巨大地震への備えなどが求められている中、顧客に新たな価値を提供することをめざして、2016年5月25日から筑波技術研究所の新整備計画を進めている。

環境技術実証棟は、その第1弾にあたるもので、建築物のCO2排出量の削減や2020年までのZEB実用化に向けて、外装仕様をはじめとした環境負荷低減および利用者の健康や働き方に配慮した室内環境の制御に関する要素技術の検証を行うことを目的とする建物である。

なおZEBとは、建物の運用段階でのエネルギー消費量を、省エネや再生可能エネルギーの利用をとおして削減し、限りなくゼロにするという考え方である。

実証終了後には次世代型オフィスにリニューアル

戸田建設は筑波技術研究所の新整備計画で、今後、環境技術実証棟の建設の他に、大型実験棟の拡張や施工実験棟の建設、当社開発技術の体感紹介スペースの設置を予定している。

環境技術実証棟は、2年間の技術検証の終了後に新たな技術を取り入れたカーボンマイナス棟(仮)としてリニューアルされ、居住性と環境負荷の低減を追求した次世代型オフィスとして利用する予定でもある。

今後もこれらの施設を有効に活用し、顧客に新たな価値を提供するための研究開発に引き続き積極的に取り組んでいく姿勢を示している。

また、環境技術実証棟の竣工式は2017年6月13日に執り行われた。今井社長、鞠谷管理本部長、戸田価値創造推進室長、植草戦略事業推進室長、山本建築設計統轄部長、縣関東支店長、半田技術開発センター長らが参列した。

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