「ガスの逆流託送」、特例で認可 東電EPが区域をまたいだガス供給開始

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東電EPが行う、逆流託送を利用した小売供給のイメージ
東電EPが行う、逆流託送を利用した小売供給のイメージ

電力・ガス取引監視等委員会は、ガス小売事業者がガス導管設備を利用する場合の供給条件などを定めた「託送供給約款」において、ガスの実流方向と逆方向で、エリアをまたいでのガスの供給を実現する特例認可について、経済産業大臣へ異論がない旨の意見を回答したと発表した。

この託送供給約款の特例認可の申請は、東京電力エナジーパートナー(東京電力EP/東京都港区)の申し出を受け、東京ガス(東京都港区)が行ったもの。特例認可により、東京電力EPは、4月から東京ガス供給区域内の需要家に対して、京葉ガス(千葉県市川市)供給区域を経由した、逆流託送を利用し小売供給を開始する予定。今回の特例認可意見で、今後、供給区域をまたいだガス事業者間の競争が一層促進されることが期待される。

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