縦型乾式メタン発酵のバイオマス熱電併給 ごみ埋立量、焼却炉燃料など減少

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縦型乾式メタン発酵施設の外観
縦型乾式メタン発酵施設の外観

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO/神奈川県川崎市)は6月7日、NEDOプロジェクトにおいて、富士クリーン(香川県綾歌郡)が、国内初の縦型乾式メタン発酵(含水率が低い状態でバイオマスをメタン発酵させる技術)施設を備えたバイオマスプラントを、香川県綾川町の自社廃棄物中間処理施設敷地内に完成させたと発表した。

同施設では、生活ごみや食料残渣、家畜糞尿などの多様な廃棄物を原料に用いて、3,000立方メートル規模の国内最大のメタン発酵槽でバイオガスを生成し、同社内に熱電併給することでエネルギーを有効活用する。今後、試運転を行い、2018年10月より実証運転を開始する。

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