植物工場で「繭」を生産 無菌カイコから成分抽出、コスメ商品などに活用

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※画像はイメージです
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室内環境を制御し、最適環境を維持・管理する植物工場では、野菜以外にも多くの活用方法がある。きものブレイン(新潟県十日町市)は、3年の研究期間を経て事業化した工場生産型の無菌養蚕「みどり繭」から抽出したシルク成分を活用し、コスメ、サプリ商品の本格販売を開始した。

1988年、新潟県にて設立した同社では、着物の撥水加工・縫製などの加工業務、レンタル販売などを行っている。そして、シルクの研究を進める中で、白繭にはない特徴を持つ「みどり繭」に出会い、優れた健康成分を活かすための「無菌人工給餌周年養蚕システム」の事業化に、2015年に成功した。

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