秋田県小安地域の地熱発電所、第3段階の調査で蒸気量など検証 2021年まで

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※画像はイメージです
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出光興産(東京都千代田区)、国際石油開発帝石(同・港区)、三井石油開発(同)の3社は10月18日まで、秋田県小安地域において掘削した井戸の地熱能力を把握するため、噴気試験を実施する。これは、同地域における地熱発電のための共同調査のひとつとして実施するもの。

第1段階で6年、第2段階で1年、第3段階で4年

2018年度、5~9月には掘削した2つの試験生産井(A-1、A-2号井)にて噴気試験を実施した。今回の試験では、実際の生産井と同規模の井戸で1~2週間の連続噴気により生産能力を評価する。具体的にはこの試験を通じて井戸の噴気能力(蒸気量)、地下温度、地熱流体の化学成分、井戸周辺の透水性などについて検証作業を行う。

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