経済産業省は2月6日、日本が新業務項目提案(NP)を行った「家庭用エアコン・HEMSコントローラー間アプリケーション通信インターフェース(AIF)仕様書」が、ISO/IEC合同専門委員会(JTC1)に承認されたため、国際標準開発が開始されることになったと発表した。
日本発のこの国際標準が成立・発行され、家庭用エアコンがこの標準に基づき普及すれば、HEMS(家庭用エネルギー管理システム)の導入が国内外で促進され、世界的な省エネルギーに貢献できると期待が寄せられている。また、国際市場における日本製品の優位性向上や、関連するサービス事業の市場拡大も見込まれる。
さらにこの提案では、家庭用エアコンとHEMSコントローラーを接続する際の相互接続性や信頼性を確保するために、通信プロトコルだけでなく、通信上の機器の動作を含めて基準を定めている。
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