電気自動車17台で電力系統を安定化 東京電力などがV2Gの実証試験

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V2Gアグリゲーター事業の実証試験概要
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東京電力ホールディングス(東京都千代田区)など7社は、電気自動車(EV)プラグインハイブリッド車(PHV)蓄電池機能を活用し、電力系統の間で双方向の電力需給調整を行うV2G(Vehicle to Grid)の実証試験の結果を公表した。

電気自動車17台で充放電制御

この実証試験では、静岡ガス(静岡県静岡市)東部支社、吉原基地と、三菱自動車工業(東京都港区)岡崎製作所の構内において、通勤車両のEV/PHEV計17台(EV5台、PHEV12台)と、それに対応するEV/PHEV用充放電器(EVPS)17台を配置。EV/PHEVと電力系統の間で双方向の電力融通を実現する国内最大規模の実証環境の構築に関する検証を行い、電力系統安定化に寄与する有効性を確認した。

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