汚れたプラスチックごみの輸出、2021年から相手国の同意が必要に

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4月29日~5月10日に開催された、有害廃棄物の国境を越える移動を規制する「バーゼル条約」の第14回締約国会議(COP14)において、条約の対象となる廃棄物の判断基準・範囲を示す附属書が改正され、汚れたプラスチックごみを規制対象とすることが決定された。この改正附属書は2021年1月から発効される。

汚れたプラスチックごみの輸出、同意が必要に

同会議は、スイス・ジュネーブにおいて開催された。出席した経済産業省と環境省は5月14日、その結果概要をとりまとめ報告した。両省の説明によると、今回の附属書の改正で汚れたプラスチックごみの輸出が禁止されるのではなく、2021年1月以降は、汚れたプラスチックごみを輸出する場合、輸出の相手国の同意が必要となる。

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