小型風力発電設備の事故、原因は「ボルト締め付けの不備」 調査結果が発表

  • 印刷
  • 共有

経済産業省は6月19日、2019年に青森県と秋田県で起こった小形風力発電設備(型式:C&F Green Energy Ltd.製 CF20JAPAN)のブレードやナセルの落下事故原因について、C&F Green Energy Ltd.(アイルランド)とC&Fジャパンにより確認されたと発表した。

ボルト締め付け不備でナセル、ブレードが落下

このうち、1月24日に青森県つがる市で起きたのは、小形風力発電設備のナセルが落下する事故。3月14日に秋田県にかほ市で起きたのは、同型の小形風力発電設備のブレードが脱落する事故。これらの事故を受け、メーカー等による事故原因究明を行ったところ、青森県内の事故については、出荷時のボルトの締め付けに不備があったこと、秋田県内の事故については、設置時のボルトの締め付けに不備があったことが確認された。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事