清水建設、洋上風力発電で新たに500億円投資 SEP船建造で事業強化

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建造する自航式SEP船のパース(ブレード取付中)
建造する自航式SEP船のパース(ブレード取付中)

清水建設(東京都中央区)は7月24日、5兆円超の市場規模となる洋上風力発電施設の建設工事の受注に向け、約500億円を投じ、8MW級以上の超大型洋上風車の建設に対応できる自己昇降式作業台船(自航式SEP船)を建造すると発表した。

8MW風車なら7基搭載、10日で据え付け

建造するSEP船は、全幅50メートル、全長142メートル、総トン数28,000トン、クレーンの最大揚重能力は2,500トン、最高揚重高さは158メートルで、世界有数の作業性能を備える。水深10~65mの海域での作業に対応でき、作業時には4本の脚を海底に着床させ、船体をジャッキアップさせることで海面から切り離し、波浪に左右されない作業条件を確保することができる。

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