新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とバンブーエナジー(熊本県玉名郡)は8月29日、熊本県南関町のバンブーグループ敷地内に、国内初の竹によるORC熱電併給設備を組み合わせたバイオマスプラントを完成させたと発表した。2019年10月から本格的に実証運転を開始、2023年頃の事業化を目指す。

竹林の荒廃が進み各地域で課題となっている竹と、未利用資源として有効活用が課題となっているバーク(樹皮)を原料に熱と電気を作り出し、隣接する竹材の製品加工工場で最大限活用する。未利用エネルギーの有効活用と地域課題の解決を両立し、地域経済循環を活性化させるエネルギーシステムの構築を実現させる取り組みだ。
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