中環審・循環型社会部会で基本計画を点検 地域バイオマス資源活用など

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中央環境審議会の循環型社会部会(酒井伸一部会長)が9月12日、都内で第30回会合を開き、第五次環境基本計画の点検の進め方や、第四次循環型社会形成推進基本計画の重点点検分野である「災害廃棄物処理体制の構築」の進捗状況などについて議論した。

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第五次環境基本計画の点検分野である地域のバイオマス資源の活用については、委員から「再エネ主力電源化は重要で、バイオマス資源もポテンシャルがあると考えているが、一方でFIT(固定価格買取制度)に依存し国民負担に支えられている」として、FITからの自立化もあわせて進めていくべきとの指摘があった。また、別の委員からは、循環型社会の形成は、気候変動や生物多様性とも密接にかかわっていることから、他の計画と関連付けながら点検を進めていくべきとの意見が挙がった。

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