大日本印刷、リサイクルしやすいメタリック調ラミネートチューブを開発

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大日本印刷(東京都新宿区)は9月12日、単一素材(モノマテリアル)でありながらメタリック調の意匠を実現し、リサイクル適性と高級感を両立したラミネートチューブを開発したと発表した。今後、東南アジアをはじめとした国内外のマーケットへ広く展開し、2022年度に年間10億円の売上を目指す。

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ラミネートチューブなどのパッケージでメタリックな輝きを表現するために、従来はPE(ポリエチレン)フィルムに、異素材であるアルミ箔やアルミ蒸着PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムを積層していた。これに対し、PEフィルムとアルミ蒸着PEフィルムを積層したパッケージは、モノマテリアルのためリサイクル適性に優れている一方、一般的な加工技術では輝きが損なわれてしまうという課題があった。

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