「再エネ担保の相対契約はRE100へ活用可能」　制度検討作業部会で報告

経済産業省は10月28日、都内で総合資源エネルギー調査会 電力・ガス基本政策小委員会の第35回制度検討作業部会を開いた。部会では非化石価値取引市場に関する既存契約見直し指針について確認が行われたほか、非FIT非化石証書のRE100への活用についての報告、また、非化石価値の積極的な取り組みを実際に行っている・検討している事業者のヒアリングなどを行った。

既存契約見直し指針、非化石証書のRE100への活用など報告

既存契約見直し指針について確認

9月13日に開催された第34回制度検討作業部会では、非化石価値取引市場に関する既存契約見直し指針（既存契約見直しGL）について、2020年4月発電分から非FIT非化石証書の対象とされることを踏まえ「既存の相対契約に関する交渉を開始するためにも、既存契約 見直しGLの決定を急いで頂きたい」という内容の意見が挙がった。