「再エネ拡大に政府の力を」脱炭素経営フォーラムを開催 小泉大臣挨拶も

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閉会のあいさつに立つ小泉進次郎環境大臣
閉会のあいさつに立つ小泉進次郎環境大臣

環境省とCDPは11月19日、都内で「脱炭素経営フォーラム」の第1日目を開催した。環境省らとのディスカッションに参加したCDP CEOのポール・シンプソン氏は、再エネ導入の拡大について他国の事例などをあげ「(再エネの拡大は)一夜で実現できるわけではない」として「税の控除や補助金でインセンティブを与えるなどの取り組みによって、ゆるやかな移行が図られる。政府の力により一定程度まで利用が拡大すれば、市場の力によって広がっていく」と政府と企業の協力が重要であると述べた。

事業者と投資家によるパネルディスカッションでは、事業者側から「どこまで取り組みを行なえば、投資家に私たちの実力を正しく判断してもらえるのか」と質問があり、投資家側は「全員に好かれるのは無理。何を重要と考えているかなど、自社が大切にしていることを発信し、それをキャッチした投資家と未来を共有することが大事」と回答した。

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