三菱商事パワーら、石炭火力発電をバイオマス専焼化 年67万tのCO2削減

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鈴川エネルギーセンター発電所全景
鈴川エネルギーセンター発電所全景

三菱商事パワー(東京都千代田区)、日本製紙(同)、中部電力(愛知県名古屋市)は12月4日、共同で設立した事業会社を通じて、静岡県富士市で保有・運営する石炭火力発電所をバイオマス専焼化すると発表した。2022年4月の運転開始を目指す。

この事業は、3社が2013年9月に設立した鈴川エネルギーセンター(鈴川EC/富士見市)が、保有する発電設備(定格出力11.2万kW、2016年9月運転開始)の燃料を、石炭から木質ペレットへ変更し、発電出力8万5400kWとなるバイオマス発電所として運営するもの。これにより、年間約67万トンのCO2排出量の削減を想定している。

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