川崎重工、世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」進水式
川崎重工は12月11日、神戸工場において、同社が製造した世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」(第1740番船)の命名・進水式を行った。2020年秋頃の竣工を予定している。
同船は、マイナス253℃に冷却し体積が気体の800分の1となった液化水素を、安全かつ大量に長距離海上輸送するために開発された。今後、播磨工場(兵庫県加古郡)で製造している1,250m3の真空断熱二重殻構造の液化水素貯蔵タンクを搭載する。船の全長は116.0メートル、総トン数は約8,000トン。船籍は日本。
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