温暖化で日本海側・中部日本山岳地域の豪雪が強まる? 東北大、気象庁など

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※画像はイメージです
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東北大学大学院理学研究科の佐々井崇博助教、気象庁気象研究所、海洋研究開発機構の共同チームは12月16日、スーパーコンピュータ『地球シミュレータ』による大規模な温暖化予測を行った結果、温暖化により日本海側の中部日本山岳地域で豪雪が強まる可能性が示唆されたと発表した。この成果は日本時間12月17日0時にJournal of Geophysical Research Atmospheresに掲載された。

この予測では、産業革命から2度/4度昇温時の極端な降雪現象である「豪雪」を詳細に解析。気温上昇によって空気に含まれる水蒸気が増えることに加え、温暖化に対する寒気の昇温度合いが小さいことで相対的に寒波が強まることで、現在よりもより強い豪雨を引き起こす可能性を明らかにした。

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